グリーン・環境領域では、1)基盤研究の強化、2)地域社会への貢献、3)国際連携の推進、を目的とし、以下の4つのユニットを設けて研究活動を推進しています。
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機能性植物作出ユニット
グループ独自の転写因子研究の基盤と植物機能改変技術(CRES-T法)を基盤として、植物が本来もっている多様な能力を有効利用することで、人間社会が直面している問題を克服しうるマルチタレント植物を作出することを目標としています。
代謝工学的な手法により、植物の有用形質を利用した物質生産システムの構築を目指しています。
タンパク質の機能と構造の解析研究を中心として、植物・微生物の未知なる機能を解明・利用することにより、それらの潜在能力を食料・環境・エネルギーの分野に生かすことを目的に研究を進めています。
多面的土壌機能解析とその応用・実践を通し、機能性植物種の生育環境場としての適切な土壌管理法の確立およびアジア・アフリカ諸国における食糧問題の解決と経済発展への貢献を目指しています。
【主な研究プロジェクト】
■JST 先端的低炭素化技術開発 (ALCA):「人為的アポミクシス誘導技術の開発による植物育種革命」 (平成27年~)
■SATREPS 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム:「スリランカ廃棄物処分場における地域特性を活かした汚染防止と修復技術の構築」 (平成22~27年)
1.平成27年9月1日~平成27年9月21日 マレーシア マレーシアヤシ油研究所(MPOB):研究者(2名)
2.平成27年7月6日~平成27年7月26日 台湾 国立台湾成功大学中央研究院:大学院生(4名) ポスドク(1名) 教員(1名)
3.平成28年9月26日~平成28年10月16日 台湾 国立中興大学および国立成功大学:大学院生(2名)